川柳マガジン9月号発表の皐月賞「月」の、県内関係者入選句です。
ベートーベン月の光で舞う音符 けいこ
(鈴木英峰地、瀧尻善英佳句)
十月十日だんだん母になっていく のりこ
(北川拓治秀逸)
短命を嘆く二月のカレンダー 久美子
(森谷正成・佐野由利子秀逸)
昨日は津市文芸講座(川柳)でした。
講師は『津市民文化』の川柳・ユーモア川柳の選者でもあるきりりさん(ちなみに私はスタッフとしての参加)。
わずか2時間で、『津市民文化』入選句の鑑賞、川柳の作り方(ごく簡単に)、作句、提出句の講評と添削、そしてミニ色紙作りと盛りだくさんの内容。
去年も思ったけど、進め方や講評の仕方に、学ばされるところがたくさんありました。
受講生の多くは、毎年これを受講して『津市民文化』に投句する(だけ)と思われる方や、俳句や短歌も受講していて川柳も受講するという方のようで、全くの初めていう方もいらっしゃいました。
でも、やはり関心を持っていらっしゃる方や文芸に親しんでいる方たちなので、うまい!と思う句もけっこうあって、「瞬発力あるなあ」と、後できりりさんと話し合いました。
一方、洒落を入れた方がいい川柳になると思い込んでいるような発言もあり、このような「刷り込み」をなくすのは難しいなあと感じました。
このような「会には所属していないけど、川柳に興味はある」という人や、「たくさんの趣味を持っていて、川柳はその一つ、ただし優先順位は低い」という人は、潜在的にはけっこういるような気がします。
そういう人を上手に見つけ出し、会に入ってやってみようと思ってもらえるような手立てがあればいいのですが。
8月の例会が第4土曜日24日という最速、かつ迷走台風で家ごもりが続いたおかげ(所為?)で、編集も進み昨夜Web入稿できました。
ちなみに、昨日の「めいばんの例会」は6日(金曜日)に延期(会場は名港ポートビル)となりました。
印刷屋さん次第ですが、今週中に発送できるかもしれませんね。
迷走かつのろのろの台風で、今後が見通せず困ってしまいます。
まだまだ雨が続きそうですし、風もこれからかと思いますので、十分にお気を付けください。
そんな中ですが、本日の「みえDE川柳」は、予定通りの放送です。
ラジオの点検も兼ねて、どうぞお聴きください。
久美子さん
家のそばの川は大丈夫ですか?
いたるところで川の氾濫のニュース
小さな川もどこかで詰まると大変みたい。
気を付けて出かけてください。
私は今日の予定はその大雨で少し延びました。
編集の続きをやります。
家の前の溝のこと?
まあ水につかったとしても畑と小屋で、家はまず大丈夫です。
ありがとうございます。
雨がひどいようなら帰り道を少し心配していたのですが(このごろ夜に運転することはほぼないし、最短の道だとアンダーパスがあるので)、今日は雨も一休みのようです。
青森県の地方紙、東奥日報の8月21日(旧7月18日)朝刊が昨日送られてきた。旧暦が併記してある新聞は初めて見た。それだけ歴史があるのだろう。ページ数は24ページで、今朝の朝日新聞は28ページだったが、内容的にもまったく遜色のない立派なものだ。
識者コラムに保坂正康氏の、防衛省・自衛隊の相次ぐ不祥事を受けての、「旧軍の悪弊を忘れたのか」と題した論文もあり、読み応えもある。
9ページに、過日私が出席した第78回県川柳大会入選作品と、私の講演要旨が掲載されている。ほぼ一面を埋め尽くしている。
それにしても、滑舌の悪くなった私の講演を聞き誤ることもなく(一文字違いが2カ所あったが、私が間違えたのかも?)上手にまとめてある。
講演翌日の記事(A4、1枚)と、21日の9ページ(B4、2枚)にコピーしてあるので、竹里さんほか、ご希望があれば(あるわけないか?)、川柳すずか9月号に同封します。
展望ネット句会「お茶」の投句締切が近づいてきました。
8月31日(土)午後8時00分です。
皆様、ご投句をお願いします。
↓
https://www.senryu-tenbou.com/
「ひとり」といい「アルバイト」といい、席題の「払う」といい、なかなか難しい題ばかりでした。
まあ、どんな題でも難しいと思ってしまうのではありますが。
句を作るより、題を出す方が難しいかも。
昨日の入選句から。
特任もつけて教授もアルバイト
先頭車両に鉄道好きが寄ってくる
払われたぐらいでめげはしないハエ
以前から課題吟の選句は自由吟より難しいと主張してきましたが、その理由は、課題吟は「課題を適切に消化した上で」見つけ、新鮮味、独自性などの川柳味を判断しなければならない。一方自由吟は、そんな制約はないので、自然体で向き合える(もちろん、好き嫌いだけだはないが)から当然だと思います。
昨日は自由吟の選句だったので、入選句は35句前後ということなのですが、45句ぐらいが入選候補に残ったので絞るのに苦労しました。結局39句を入選にしたと思います。課題吟の時は、まずこんなことはありません。
昨日の入選句から、
慣れるまで気楽ではない一人旅(ひとり)
先生と呼ばれて稼ぐアルバイト(アルバイト)
ゲームセットの笛では終われない戦(自由吟・軸)
割り勘の端数ぐらいは持つ幹事(席題・払う)
ご質問ありがとうございます。
川柳は575が基本ですが、中7、下5はほぼ絶対といっていいほど守るのが原則なのに対し、上5については6音、7音ぐらいまでは許容範囲というのが、多くの方の共通理解だと思っています。
その理由として、中7、下5を崩す(具体的には、中8、下6にする)とリズムが重くなるのに対し、上5を上6、上7にしても、さほどリズムに影響しないと考えられているからです。
ご質問の私の句「先頭車両に鉄道好きが寄ってくる」は、さらに音数の多い上8で、875の句ですが、リズムよく読めるかどうかを考えたとき、私はぎりぎりセーフと思っています。
釈迦に説法かつ不十分な説明かと思いますが、お許しください。
私は8音節いっぱい、つまり8実音までは許容範囲と思っています。
川柳といえば575、17音の文芸と言われますが、これは実音の話で、音の長さでいえば888音節で24音節なんですね。休止を確保して、75調子が維持されていれば、上5は8音が実音で埋められても構わない。でも、実音が8実音でも、休止を含めれば8音節に収まらない場合は、24音節を超えてしまうので、競吟の場合は採りにくいですね。
ちょっと専門的な話になってすみません。
先頭車両に鉄道好きが寄ってくる
せんとうしゃりょうに てつどうずきが○ よってくる○○○
○は休止ですが一音節です。上8は4+4音で休止はありません。
もし、
先頭の車両鉄道好きが寄ってくる
であれば、実音では同じ875ですが、
せんとうの○○○しゃりょう○ てつどうずきが○ よってくる○○○
12、8、8音節となり、強力な7.5調でカバーはできますが、上8が冗長になります。やはり888音節にとどめたいと思います。
おはようございます。
「川柳すずか」の編集へ。
昨日選者になっていただいて原稿用紙をお渡しして
選評をお願いしたお二人様
原稿用紙をFAXしていただくより、lineの写真で
送っていただけませんでしょうか。
部屋の温度が高い時、FAXがうまく届かない時があります。
(FAXだと書き写さないといけないけど、写真で送っていただけると貼り付けられるのでかなり楽です。こちらの都合ですみません)
よろしくお願いします。
例会でした。
コミセン申し込んでありませんでした。
12時から始めて、1時間ほど経った頃
午後1時から使う会の人たちが数人来られて
やっと、申し込んでなかったことに気が付きました。
万事休す と思ったところ、2階が運よく空いていました。
コミセンの受付の人に急遽来てもらって、会場の変更を
お願いをして事なきを得ました。
13人の(私を除く)出席の皆さんにテキパキと
会場の移動をしてもらいました。
本当に申し訳ありませんでした。
それから、出席か欠席か分からなかったH子さんは
3時ごろラインが通じて「怠けていて句が出来ていません休ませて」
と、来ました。
道中何かあったのではないかと心配します。
会場が変わったのが分らず帰ってしまわれたのではないかとも
思いました。取り越し苦労で終わって良かったです。
おやすみなさい。
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