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ネット句会 コメント

うし 秀1 最弱の姿で星の露天風呂
 「最弱の姿」という表現が印象的でした。そして、熊等の問題を踏まえ、自然の中で無防備な状態でいることがいかに大胆な行為であったかを改めて感じました。

秀2 恋愛の傷は湯治で癒えますか
 この句に対し、「恋愛の傷はそんなものでは癒えない」と答えていいのか迷ってしまいます。湯治は精神的な辛さも和らげてくれる気がするからです。一見すぐに答えられそうでも、じっくり考えてみると「はい」とも「いいえ」とも言えない、そのような問いも面白いと思いました。

秀3 泉質があーだこーだと小うるさい
 こういう方いるなあ、と思いながら拝見しました。「教えてくれるのはありがたいけれど、細かいことにこだわらずゆっくりと温泉に入りたい」という声が聞こえてきそうでした。

湯の街の路地に消えてく蛇の目傘
 「湯の街」と「蛇の目傘」の組み合わせに惹かれました。風情ある街並みやそこを行き交う人々の姿が見えるようでした。

温泉で地球のぬくもりに浸かる
 「地球のぬくもり」という表現が、温泉に入るということは、地球にやさしく抱かれ自然と一体化することなのだと感じさせてくれました。

駅伝の応援兼ねて箱根の湯
 実際に、箱根駅伝を観戦するために宿をとる方が多くいるそうです。心身を癒しつつ学生たちの懸命な姿を間近で見る。そんな贅沢なお正月の過ごし方もあるのだと教えていただきました。

湯治場の序列を決める手術痕
 手術痕を詠んだ句はいくつかありましたが、その中で、序列に言及されたのはこちらの句だけでした。視点が面白いと思いました。

百歳で効果出てきた美人の湯
 美人の湯についての句も多くいただきました。この句には、百年という長い時をかけてようやく美人の湯の効果が表れたことの面白さや、生き生きとした百歳の姿を想像する喜びなどがありました。

ゆみこ 2025/11/19(Wed) 20:51 削除