「川柳すずか」を毎回楽しみにしています。自分たちの会報「まるばん」の編集をしていますので、柳歩さんの文章が参考になるし、使わせてもらっています。
特に送り仮名は大事と思っています。「まるばん」は番傘のながれの会ですので送り仮名に関しては、朝日新聞の「用語の字引」を参考にしています。(展望社の送り仮名事典は持っていません)
すずか2月号9pの柳歩さんの句で「初詣で」と表記されていました。16pの選評で「隙間」は「隙き間」が正しいと書かれています。「用語の手引」では「初詣」「隙間」となっています。どちらでしょうか?よろしくお願いします。
川柳展望社編の『送り仮名辞典』は昭和56年10月1日の内閣告示大3号に沿って編纂されています。内角告示は本則であって、許容もあります。
川柳も俳句も詩も文芸ですから許容でも構いません。初詣も隙間も許容です。間違いではありません。
ただ私は、送り仮名の場合、なるべく本則に寄るべきと考えています。現代の学校教育では当然ながら本則でなされているでしょうから、許容で川柳を表記していたら、お孫さんやお子さんがそれを見たら、「送り仮名が間違っている」と言われるでしょう。「昔はこうだったんだよ」と言うのもせんないことです。学校の国語のテストでは×にされるのではないでしょうか?
新聞や文芸人が必ずしもお国の定める本則に従う義務はないと思いますが、送り仮名に関しては、活用など理に適っていると思います。ですので鈴鹿川柳会では、展望社の『送り仮名辞典』を推薦、斡旋していますし、例会に出席される方は殆どの方が持ってみえると思います。
当然ながら誰にも強要する気はありませんし、ましてや他所の会の人に「こうすべき」と言えるものでもありません。