
すずか本日到着しました。
ご傷心の中発送ありがとうございます。
竹里さん、療養中にも作句されていたことに
胸がいっぱいになります。
たくさんの佳句を残されいつまでも皆さまの心に残ることでしょう。
ありがとうございました。
合掌
満月庵
「女房」という言葉に品格がないとする柳歩さん。
これは、見解の違いなので仕方ありません。
(ただし、柳多留の川柳は現代にも通じる不朽の名句だと思います。)
しかしながら、格調を重んじる柳歩さんの思いは理解できます。
川柳吟社を運営する上で、大切なことだと思います。
私が代表を務めている「青い実の会」では、品格はともかく、ユーモアを大切にしようという方針でやっているので、その違いが出ているのかも知れません。
「すずか」は「すずか」。もちろん、柳歩さんの方針には従います。
また、柳歩さんの返信は、心がこもったものと思います。
しかし、川柳作家にとって、自選川柳を訂正されるというのは、耐えがたいことです。
品格に欠ける恒坊としては、当面「すずか路」を当分、休ませていただきいと思います。


恒坊さんという人物が「品格に欠ける」とは露ほども思っていません。
常々尊敬していましたし作品にも感服しています。
柳多留に見られる「女房」や「亭主」、「し止め」の句も、現代に通じる名句であることも、いささかも否定しません。
ただ、現代人の感覚で川柳を作る我々(鈴鹿川柳会や、川柳展望もそうだと思います)からみれば、古くさい表現であり、差別的に取られることもあると思います。
「女房」を「つれあい」に替えたことで、恒坊さんの「思い」がそんなに損なわれたとは意外であり、申し訳ないことでした。添削にあたっては随分悩みました。「すずか路」には出句されないとのこと、了解しました。
私の悩みが一つ解決しました。
11月号を見て驚きました。ちょっと許せないことです。
10月句会の「削る」の題へ
「女房が僕に鉋をかけている」を投句し、没になりました。
その句が、没句転生に取り上げられ、
女房(亭主)は句品を落とすとありました。
私としては、女房が品のない言葉だと思わないので、これは見解の相違ということで、同じ句を11月号のすずか路の投句しました。
ところが、その句が
「つれあいが僕に鉋をかけている」と掲載されています。
これおは言葉狩りです。
すずか路の「お断り」には中八、中六はやむを得ず、添削することがあるとありますが、これはそれに当てはまりません。
柳多留には「南無女房乳を呑ませに化けて来い」の名句があります。
柳歩さんはこれを否定するのでしょうか。


私は、鈴鹿はもちろん、どこでも「句品を落とさないように」と指導しています。柳多留の句は、その時代の句としては私も名句だと思いますが、現代川柳ではそぐわないと思います。明らかに句品を落とすと考えてします。
没句転生でもそのように指摘しましたが恒坊さんは見落とされたんだと思いました。確信犯として敢えて「すずか路」に再投句されたとは夢にも思いませんでした。「すずか路」は極力原句通り掲載するように努めてはいますが、「鈴鹿川柳会では、こんな句も許容される」と受け取られると困るので、中8下6に限らず差別語や句品を落とすと判断された場合は添削することもあります。
恒坊さんとは川柳に関する多くの事項で見解が一致していると思っていました。事前に許可も得ず、申し訳ないことでした。

ちょっと肌寒い日が続いていましたが、今日から3日ほどは暖かくなるようです。
我が家は晴さえすれば居間が温室状態になるので、冬場はとにかく晴れてくれることがありがたいです。
昨日は中日文化センター。
席題「ランチ」では、女性のランチと男性のランチの違い(?)を詠んだ句がたくさん出ました。
男性にはちょっと不利(?)な題だったかも。
受講生さんの自由吟から。
一人鍋するにはきっとある理由
熊を見た紅葉よりもネタになる
先輩が先輩語る夜の席
今日は絵の教室を休んで、文芸賞の応募作品をいただく日でした。
川柳一般の応募、昨年より一人増えていました。ありがとうございます。
ジュニアの俳句川柳は極端に減り、ジュニアの短歌は増えていました。
18日までに一次選をやります。
夫の自宅静養も18日まで。
またこまごまとした家事を手伝ってもらえるようになるから助かります。
竹里さんへの追悼の言葉も書く予定。
ネット句会も締め切り間近。「温泉」でしたね。
みえで川柳の題は「染める」
ここせんは「はんぶん」
やっつけ仕事は抜けません。かといって練っている時間もない。
どうすりゃいいのさ…頑張るっきゃない。
恒坊さん、書き込みありがとう。
竹里さんに川柳MVPあげたいですね。


本日(13日)、すずか誌が着きました。
その便りの冒頭に、西山竹里さんの訃報があったのです。
愕然としました。ただただ驚きです。言葉がありません。
天は無情です。
竹里さんが現代川柳大賞をとったときの句
「ベランダは家には入れてもらえない」を覚えています。
これぞナンセンス川柳、只者ではないと思いました。
その後のご活躍もあって、
これから川柳界は竹里時代がやって来ると思っていました。
あまりに早過ぎます。残念でなりません。
ご冥福をお祈りします。
恒坊
竹里さんの訃報を目にしてから胸のザワザワが続いています。
1年365日もあるのに、3年前に79歳で逝った夫と命日が
同じだなんて・・・こんな偶然悲しすぎます。


それは偶然でしたね。竹里さんと同じように優しいご主人だったのでしょう。私も摂生して妻を泣かせないよう努めます。(泣かないか?)
柳誌が到着して竹里さんの訃報を知ったゆかりから、お悔やみの言葉が届きました。
「お会いしたことはないのに親しい人が亡くなったような心持ちで、愕然としています」とのことでした。
その言葉を聞いて、竹里さんの存在感を、改めて感じました。
ゆかり自身は、思うに任せぬことが多いようで、なかなか川柳に向かえぬことや連絡もなかなかできず不義理していること、申し訳ないとのことです。


ゆかりさん
アルスすずかにかろうじてひと月分出句対象の句があって、選んでいたところでした。投句丸一年お休みされていて、どうされているのかなあと思っていました。お大事にとお伝えください。
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