開催日と会場が急遽変更になっため、出席者は39名と欠席投句13名、計52名は、これまでにない少人数だったのではないか?
ともあれ、9月例会は開催され無事終了。終了後は金山のいつものカラオケ屋に集合。久し振りに復帰のS氏を含めて、反省会(もちろん袋回しも)は12名の盛況であった。
きのうの入選句から、
個人攻撃してはならない毒舌家(席題・毒)
ブレーキとアクセル同時には踏めぬ(踏む)
ドラレコに思いも寄らぬ崖崩れ(ドラレコ)
展望ネット句会、「お茶」の互選結果を発表しました。
今月の柳歩選の題は「パネル」、締切は9月30日(月)午後8時00分です。
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https://www.senryu-tenbou.com/
川柳マガジン9月号発表の皐月賞「月」の、県内関係者入選句です。
ベートーベン月の光で舞う音符 けいこ
(鈴木英峰地、瀧尻善英佳句)
十月十日だんだん母になっていく のりこ
(北川拓治秀逸)
短命を嘆く二月のカレンダー 久美子
(森谷正成・佐野由利子秀逸)
昨日は津市文芸講座(川柳)でした。
講師は『津市民文化』の川柳・ユーモア川柳の選者でもあるきりりさん(ちなみに私はスタッフとしての参加)。
わずか2時間で、『津市民文化』入選句の鑑賞、川柳の作り方(ごく簡単に)、作句、提出句の講評と添削、そしてミニ色紙作りと盛りだくさんの内容。
去年も思ったけど、進め方や講評の仕方に、学ばされるところがたくさんありました。
受講生の多くは、毎年これを受講して『津市民文化』に投句する(だけ)と思われる方や、俳句や短歌も受講していて川柳も受講するという方のようで、全くの初めていう方もいらっしゃいました。
でも、やはり関心を持っていらっしゃる方や文芸に親しんでいる方たちなので、うまい!と思う句もけっこうあって、「瞬発力あるなあ」と、後できりりさんと話し合いました。
一方、洒落を入れた方がいい川柳になると思い込んでいるような発言もあり、このような「刷り込み」をなくすのは難しいなあと感じました。
このような「会には所属していないけど、川柳に興味はある」という人や、「たくさんの趣味を持っていて、川柳はその一つ、ただし優先順位は低い」という人は、潜在的にはけっこういるような気がします。
そういう人を上手に見つけ出し、会に入ってやってみようと思ってもらえるような手立てがあればいいのですが。
8月の例会が第4土曜日24日という最速、かつ迷走台風で家ごもりが続いたおかげ(所為?)で、編集も進み昨夜Web入稿できました。
ちなみに、昨日の「めいばんの例会」は6日(金曜日)に延期(会場は名港ポートビル)となりました。
印刷屋さん次第ですが、今週中に発送できるかもしれませんね。
久美子さん
家のそばの川は大丈夫ですか?
いたるところで川の氾濫のニュース
小さな川もどこかで詰まると大変みたい。
気を付けて出かけてください。
私は今日の予定はその大雨で少し延びました。
編集の続きをやります。
家の前の溝のこと?
まあ水につかったとしても畑と小屋で、家はまず大丈夫です。
ありがとうございます。
雨がひどいようなら帰り道を少し心配していたのですが(このごろ夜に運転することはほぼないし、最短の道だとアンダーパスがあるので)、今日は雨も一休みのようです。
青森県の地方紙、東奥日報の8月21日(旧7月18日)朝刊が昨日送られてきた。旧暦が併記してある新聞は初めて見た。それだけ歴史があるのだろう。ページ数は24ページで、今朝の朝日新聞は28ページだったが、内容的にもまったく遜色のない立派なものだ。
識者コラムに保坂正康氏の、防衛省・自衛隊の相次ぐ不祥事を受けての、「旧軍の悪弊を忘れたのか」と題した論文もあり、読み応えもある。
9ページに、過日私が出席した第78回県川柳大会入選作品と、私の講演要旨が掲載されている。ほぼ一面を埋め尽くしている。
それにしても、滑舌の悪くなった私の講演を聞き誤ることもなく(一文字違いが2カ所あったが、私が間違えたのかも?)上手にまとめてある。
講演翌日の記事(A4、1枚)と、21日の9ページ(B4、2枚)にコピーしてあるので、竹里さんほか、ご希望があれば(あるわけないか?)、川柳すずか9月号に同封します。
柳歩さん
是非コピーをお願いします。
名番句会に持て来ていただけますか。
例会は欠席ばかりの不良会員ですが、図々しく、東奥日報のコピー希望致します。
よろしくお願いいたします
わたしも希望します。最近昭和史に関心があります。
ゆかりさんは、保坂さんの論文を読みたいんだね? 了解です・
ありがとうごさいます。
展望ネット句会「お茶」の投句締切が近づいてきました。
8月31日(土)午後8時00分です。
皆様、ご投句をお願いします。
↓
https://www.senryu-tenbou.com/
速攻ですが、先ほど投句しました。
以前から課題吟の選句は自由吟より難しいと主張してきましたが、その理由は、課題吟は「課題を適切に消化した上で」見つけ、新鮮味、独自性などの川柳味を判断しなければならない。一方自由吟は、そんな制約はないので、自然体で向き合える(もちろん、好き嫌いだけだはないが)から当然だと思います。
昨日は自由吟の選句だったので、入選句は35句前後ということなのですが、45句ぐらいが入選候補に残ったので絞るのに苦労しました。結局39句を入選にしたと思います。課題吟の時は、まずこんなことはありません。
昨日の入選句から、
慣れるまで気楽ではない一人旅(ひとり)
先生と呼ばれて稼ぐアルバイト(アルバイト)
ゲームセットの笛では終われない戦(自由吟・軸)
割り勘の端数ぐらいは持つ幹事(席題・払う)
ご質問ありがとうございます。
川柳は575が基本ですが、中7、下5はほぼ絶対といっていいほど守るのが原則なのに対し、上5については6音、7音ぐらいまでは許容範囲というのが、多くの方の共通理解だと思っています。
その理由として、中7、下5を崩す(具体的には、中8、下6にする)とリズムが重くなるのに対し、上5を上6、上7にしても、さほどリズムに影響しないと考えられているからです。
ご質問の私の句「先頭車両に鉄道好きが寄ってくる」は、さらに音数の多い上8で、875の句ですが、リズムよく読めるかどうかを考えたとき、私はぎりぎりセーフと思っています。
釈迦に説法かつ不十分な説明かと思いますが、お許しください。
私は8音節いっぱい、つまり8実音までは許容範囲と思っています。
川柳といえば575、17音の文芸と言われますが、これは実音の話で、音の長さでいえば888音節で24音節なんですね。休止を確保して、75調子が維持されていれば、上5は8音が実音で埋められても構わない。でも、実音が8実音でも、休止を含めれば8音節に収まらない場合は、24音節を超えてしまうので、競吟の場合は採りにくいですね。
ちょっと専門的な話になってすみません。
タイトルにミスがありました。
先頭車両に鉄道好きが寄ってくる
せんとうしゃりょうに てつどうずきが○ よってくる○○○
○は休止ですが一音節です。上8は4+4音で休止はありません。
もし、
先頭の車両鉄道好きが寄ってくる
であれば、実音では同じ875ですが、
せんとうの○○○しゃりょう○ てつどうずきが○ よってくる○○○
12、8、8音節となり、強力な7.5調でカバーはできますが、上8が冗長になります。やはり888音節にとどめたいと思います。
おはようございます。
「川柳すずか」の編集へ。
昨日選者になっていただいて原稿用紙をお渡しして
選評をお願いしたお二人様
原稿用紙をFAXしていただくより、lineの写真で
送っていただけませんでしょうか。
部屋の温度が高い時、FAXがうまく届かない時があります。
(FAXだと書き写さないといけないけど、写真で送っていただけると貼り付けられるのでかなり楽です。こちらの都合ですみません)
よろしくお願いします。
例会でした。
コミセン申し込んでありませんでした。
12時から始めて、1時間ほど経った頃
午後1時から使う会の人たちが数人来られて
やっと、申し込んでなかったことに気が付きました。
万事休す と思ったところ、2階が運よく空いていました。
コミセンの受付の人に急遽来てもらって、会場の変更を
お願いをして事なきを得ました。
13人の(私を除く)出席の皆さんにテキパキと
会場の移動をしてもらいました。
本当に申し訳ありませんでした。
それから、出席か欠席か分からなかったH子さんは
3時ごろラインが通じて「怠けていて句が出来ていません休ませて」
と、来ました。
道中何かあったのではないかと心配します。
会場が変わったのが分らず帰ってしまわれたのではないかとも
思いました。取り越し苦労で終わって良かったです。
おやすみなさい。
「すずか路」以外はずっと前にできていたのですが、たったいま更新しました。誰も気づいていないかも知れないけど、一応更新しておかないと落ち着かないので…。
いつも楽しみにしています。
是非とも続けて下さい。お願い致します。
(血は澄んでいたか八月十五日)
問題提起の句でもあります。(濁る)という題に少し凭れているのではないかという気もしましたし、同じような句でも
(戦争の濁った記憶八月忌)の方が素直に題を捉えてるとも思いました。ですが、(血は澄んでいたか…)の句が私を離さなかったのです。
(濁り酒上澄みだけを父に注ぐ)
濁り酒の句は16句もあり第一発想の王道を行く句でした。ではなぜこれを頂いたのか。子供の頃、家で作るどぶろくの上澄みは一升瓶にうつし、お客さんと爺ちゃんだけの晴れの酒でした。ほとんど死語となった長幼の序を懐かしく思いました。
(国背負い濁るセーヌの水を飲む)国背負いが切ないです。
平井美智子
次のお題の「曲がる・曲げる」への投句が早くも10人ぐらいの方から入っています。まだ受け皿(ファイル)も用意していないのですが…。
川柳展望の自由吟、猪一郎さんの「湖」のふるさと川柳「時」の応募句も届いて気ぜわしいことです。今週の土曜日が鈴鹿の例会なので、ネットでの欠席投句もパソコンを開けるたびに入ってきています。
入選句へのコメントです。
嫌なこと言われて体中濁る
実感としてよくわかる。よくぞその感覚を言葉に表現された。
しっかりと記憶が濁る金バッジ
大事なところで、なぜか「しっかりと」記憶が濁るのです。エリートの脳は、実に精巧にできている。
人間をよく見た後の目の濁り
世の中のいやなことを見過ぎてしまった。自分の目まで少し濁ってしまった。
戦いが空を濁った色にする
戦地にも抜けるような青空があるはずだ。しかし、見上げる人の目には、そのままの青には見えないのだろう。
清流をしばらく濁らせる豪雨
恐ろしい濁流も、やがては澄んだもとの水に戻る。自然の脅威には逆らえない。
秀3 真実を濁らせまいと敗戦日
終戦ではなく敗戦。玉砕ではなく全滅。先の大戦では、失われずにすんだはずの多くの命が失われた。戦争を美化してはならない。
秀2 故郷に父母のやさしいだぢづでど
故郷にいる父母の田舎訛りは、変わらずに温かい。
秀1 九条を濁らせている武器輸出
平和国家日本が、ついに殺傷能力のある武器輸出を解禁した。武器輸出三原則を防衛装備移転三原則と言い換えた末の結末。憲法の平和主義がどんどん濁ってゆく。
両選者から入選句の送信がありました。
さっそく整理して大急ぎでアップ(本能的に?)しました。
不審なところなどあれば、ご指摘ください。
美智子さん、竹里さん、お疲れ様でした。
本日、「川柳すずか」8月号が太平洋を飛び越えてカナダに届きました。いつもは20日過ぎに届くのですが、今月は異例の早さで喜んでいます。お世話いただいた皆様にお礼申し上げます。
こちらは8月半ばを過ぎると秋の気配が濃くなり、日中の温度は20℃前後で、夜間は15℃になります。周囲の川にはサーモンの遡上が始まりました。短い秋が終わると長い冬の始まりです。
日本からは残暑の厳しさや地震、台風のニュースが届いています。皆様のご在所に被害の出ないことをお祈りいたします。
本日20時ジャスト締め切りです。
現在243句いただいています。お忘れなきように!
136人の方から270句いただきました。
ありがとうございます。
整理して順不同に並べ替えた上、当然ながら作者名を外して両選者に送信しました。20日までには発表できると思います。お楽しみに。
- Honey Board -