編集に没頭していて、めいばんの句を作らなくては、と思い一昨日夜に宿題を確認したら、初っぱなが「素麺」だったのでびっくりした。
実は大会の数日前、席題共選の抽選箱に追加しておいてと、33題たかこさんにメールで送ったのだが、今見たらその中に「そうめん」があり、それが偶然二人の内のどちらかが引いてしまったのだ。元から百題くらいはあったはずだから、確率から考えると奇跡的だった。
半ば袋回しの要領で句を揃えたのだが、これは大会の席題「そうめん」でも同じ。両方の選者から抜けた(片方からは秀句が、めいばんの「素麺」では、大会の句よりは推敲したのに、あえなく二句とも没だった。
披講の始まる前に鈴鹿川柳会を代表して、ちゃんと大会出席(懇親会とも14名の参加)の御礼を述べさせていただきました。
きのうの入選句から、
この先も応援団は妻ひとり(席題・応援)
「恋」の字がもう見当たらぬ僕の辞書(辞書)
黙々と大雪渓を行く登山(もくもく)
なお、「もくもく」で(もくもくと食べるしかない独り者)が披講されて喜んで呼名したら、もう一人が同時に呼名。調べたら一言一句、全くの同想句だった。その句主が小川加代さんだったので納得。めでたく両者とも相討ちで没になったのだった。