昨日は津市文芸講座(川柳)でした。
講師は『津市民文化』の川柳・ユーモア川柳の選者でもあるきりりさん(ちなみに私はスタッフとしての参加)。
わずか2時間で、『津市民文化』入選句の鑑賞、川柳の作り方(ごく簡単に)、作句、提出句の講評と添削、そしてミニ色紙作りと盛りだくさんの内容。
去年も思ったけど、進め方や講評の仕方に、学ばされるところがたくさんありました。
受講生の多くは、毎年これを受講して『津市民文化』に投句する(だけ)と思われる方や、俳句や短歌も受講していて川柳も受講するという方のようで、全くの初めていう方もいらっしゃいました。
でも、やはり関心を持っていらっしゃる方や文芸に親しんでいる方たちなので、うまい!と思う句もけっこうあって、「瞬発力あるなあ」と、後できりりさんと話し合いました。
一方、洒落を入れた方がいい川柳になると思い込んでいるような発言もあり、このような「刷り込み」をなくすのは難しいなあと感じました。
このような「会には所属していないけど、川柳に興味はある」という人や、「たくさんの趣味を持っていて、川柳はその一つ、ただし優先順位は低い」という人は、潜在的にはけっこういるような気がします。
そういう人を上手に見つけ出し、会に入ってやってみようと思ってもらえるような手立てがあればいいのですが。