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前月入選句発表 お題「 目 」
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鈴木順子選 |
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目で言うな口でハッキリ言うてくれ |
西の虎 |
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すまし顔目玉だけ買いレジ通る |
丹川 修 |
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定規あて歪まぬように書く宛名 |
さちこ |
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目が覚めて学ぶ喜び知る私 |
さちこ |
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目の位置で違って見える幸せ度 |
春葉 |
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貴女とは目と目で合図できる仲 |
閑雲 |
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目に涙精一杯の児の抗議 |
眞二 |
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子等の目に映る不思議を慈しむ |
柳 緑子 |
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真っ直ぐな目に会う 恋の予感して |
柳 緑子 |
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見た目とは違う意外とおしとやか |
青砥たかこ |
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恋の夢実る手前で目が醒める |
柳 緑子 |
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挨拶は先ずは目でして口でする |
松谷大気 |
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目が点になるマジシャンの離れ業 |
ドア宝 |
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深海魚どれも目玉がグロテスク |
きろく |
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目を閉じてあげているのに鈍いヒト |
橋倉久美子 |
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先輩のいびり気にせぬ目の高さ |
加藤吉一 |
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妻が一番と今頃目が覚める |
佐藤千四 |
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一票を拾う目を見てする握手 |
加藤吉一 |
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この僕を選んだ妻は目が高い |
佐藤千四 |
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流し目にこころが揺れる歳は過ぎ |
柳谷益弘 |
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痛い目に遭ってはじめて知る世間 |
備瀬ちゃくし |
| 秀3 |
コンタクトつけられた目はさぼれない |
橋倉久美子 |
| 秀2 |
人の目を気にせず生きる行動派 |
穂のか |
| 秀1 |
目の肥えた人には見せぬ自慢の絵 |
柳歩 |
| 軸 |
奥様はお目が高いにまた嵌まる |
鈴木順子 |
| 寺部水川選 |
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アラフォーを満喫してる目の高さ |
伊田網人 |
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目配せに気付かず背中あるばかり |
濱山哲也 |
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目くじらを立てたらそっと横にする |
柳谷益弘 |
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目の位置で違って見える幸せ度 |
春葉 |
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相愛の仲だから目で会話する |
穂のか |
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見た目とは違う意外とおしとやか |
青砥たかこ |
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先輩のいびり気にせぬ目の高さ |
加藤吉一 |
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流し目にこころが揺れる歳は過ぎ |
柳谷益弘 |
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人の目を気にせず生きる行動派 |
穂のか |
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目線ちと変えれば要見えてくる |
なごみ |
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目測を誤り自爆する野武士 |
閑雲 |
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たまに目がかすむ程度と里の母 |
きろく |
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節穴じゃない母さんの据わった目 |
青砥たかこ |
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あたたかい人だとわかる目の光り |
柳歩 |
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妻が一番と今頃目が覚める |
佐藤千四 |
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いやらしく見ていたいからサングラス |
寺川弘一 |
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挨拶は先ずは目でして口でする |
松谷大気 |
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真っ直ぐな目に会う 恋の予感して |
柳 緑子 |
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目薬をさして目玉を叱咤する |
橋倉久美子 |
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この僕を選んだ妻は目が高い |
佐藤千四 |
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目を閉じてあげているのに鈍いヒト |
橋倉久美子 |
| 秀3 |
目が合ってあと一切れが干乾びる |
なごみ |
| 秀2 |
少年は海を見てきた目をしてる |
東川和子 |
| 秀1 |
目を閉じるそしてドラマが始まるわ |
東川和子 |
| 軸 |
疑っている目だたとえ笑顔でも |
寺部水川 |
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