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目次25年1月号 ・巻頭言 「 年賀状とキャッチコピー」 ・すずか路 ・小休止 ・柳論自論 ・川柳・人と句「 矢須岡 信さん」 ・例会 ・例会風景 ・没句転生 ・インターネット句会 ・特別室 ・アラレの小部屋 ・前号「すずか路」散歩 ・誌上互選 ・ポストイン ・あしあと・その他 ・大会案内 ・年賀広告 ・編集後記
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たかこ 柳歩整理 柳歩 たかこ 柳歩 清水 信さん 久美子 丸山 進さん たかこ |
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巻頭言 | |
年賀状とキャッチコピー
皆様、明けましておめでとうございます。「人の心が年の初めに届く国」
昨年度は、「年賀状は贈り物だと思う」
今年はもう一つ、やはりコマーシャル用のコピーがあるようです。 コマーシャルにつきもののキャッチコピーは、年賀状以外にも印象深いものがたくさんあります。 「そうだ京都に行こう」これはたしかJR西日本…、これを聞いて、即京都に出掛けた人も多いことでしょう。どこかの家電や物置もあります。
「きれいなおねえさんは好きですか?」 ちなみに以前ファンだった作家林真理子は、キャッチコピーで大ブレイクしました。 多くの人の心にいつまでも残り、人口に膾炙され続けてゆくそんなキャッチコピーのように、川柳もそうありたいと改めて思います。 たかこ |
すずか路より |
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川柳 人と句11 「矢須岡 信さん」 たかこ |
ムンクの絵に負けぬ叫びを抱いている 十二月これでやめたろかと思う 娘を託すその肩幅を信じよう
トンネルは抜ける走ってさえいれば |
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特別室 |
『川柳三重のこと』旧刊新解A 清水 信
書庫の整理中である。『川柳三重』が何十冊と出てきたが、丁寧に読み返す暇はないので、見たとこだけの感想を書く。 出席者は90名、投句32名、懇親会出席は29名だった由。出席は神戸、西宮、奈良、彦根、京都の他、愛知、名古屋からも多く、長谷川鮮山の柳話、藤原英比古の柳画の話の後、選に入り、知事賞、大宮司賞、県議長賞等の授賞に至った模様。その三賞は以下、県人が獲得している。
中北正吉
驚くべきは、自分が「川柳連盟」と題して、エッセイを連載していることだ。同人誌や結社誌に長年臆面もなく雑文を書き続けているので、山岸に頼まれて書いた、このエッセイも、一体どれほど続いたのか、確かめようもない。 大会の予告号は10月号で、そこでは清水武三が「川柳とセックス」という四ページに及ぶエッセイを書いていて、加賀の千代女の俳句から説き始める。
・渋かろか知らぬぞ柿の初ちぎり 漸く文末に大正時代の関連句があるが、平成柳人はどう思うかしら。
・女子寮にマリアがいたで大さわぎ 作者は宇都宮高女の教師・宮崎歌子という。 (文芸評論家) |
誌上互選より 高点句(一人5句投票) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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