表示(V)→拡大100% 文字(中)

 
バックナンバー
29年2月「引く」
29年1月「質問」
28年12月「悟る」
28年11月「痛い」
28年10月「秋」
28年9月「慣れる」
28年8月「文化」
28年7月「滲む」
28年6月「裸」
28年5月「腐る」
28年4月「血」
28年3月「酒」
28年2月「箱」
28年1月「軽い」
27年12月「乾く」
27年11月「熱心」
27年10月「ゴミ」
27年9月「庶民」
27年8月「比べる」
27年7月「得意」
27年6月「水」
27年5月「貫く」
27年4月「耳」
27年3月「押す」
27年2月「潜む」
27年1月「値打ち」
26年12月「刻む」
26年11月「風呂」
26年10月「暮れる」
26年9月「涼しい」
26年8月「織る」
26年7月「腹」
26年6月「やっと」
26年5月「半分」
26年4月「溢れる」
26年3月「太い」
26年2月「掴む」
26年1月「餅」
25年12月「虫」
25年11月「長い」
25年10月「夜」
25年9月「飽きる」

25年8月「卵」
25年7月「予防」
25年6月「根」
25年5月「ほどほど」
25年4月「首」
25年3月「底」
25年2月「脱」
25年1月「笑う」
24年12月「閉じる」
24年11月「約束」
24年10月「布」

24年9月「旗」
24年8月「かたち」
24年7月「粘る」

24年6月「音 」
24年5月「焦る」
24年4月「家」
24年3月「勇気」
24年2月「開く」
24年1月「踏む」

23年12月「強い」
23年11月「盗む」

23年10月「風」
23年9月「酒」
23年8月「電気」

23年7月「薄い」
23年6月「道」
23年5月「干す」
23年4月「欲」
23年3月「祈る」
23年2月「敵」
23年1月「どきどき」

22年12月「不便」
22年11月「探す」
22年10月「うんざり」
22年9月「帽子」
22年8月「切る」
22年7月「苦手」
22年6月「ガラクタ」
22年5月「弱い」
22年4月「桜 」
22年3月「待つ 」

22年2月「丁寧 」
22年1月「限界 」
 
以前のバックナンバー

 

前月入選句発表 お題「 黄 」応募 318句 162人





































 


森山文切 選(入選39
句)          
印は両方の選者から入選した句

            *黄色なら間違いはないベビー服                たごまる子
        *大丈夫少し黄色を足したから          大釜洋志
        *過ちもしっかり包むオムライス          柴田比呂志
          生意気になると辛子を塗られます        濱山哲也
          赤鬼も青鬼も穿く黄のパンツ          BBブンゴ
          試着室黄色信号点滅す             スナフキン
          納豆に卵とからし黄の絆             福村まこと
          黄信号点滅してる世界地図            深谷江利子
          石蕗のように生きたい花言葉           鈴木由美子
          カナリアは飛べず歌えずまだ冬毛       坪井篤子
          幸せを呼ぶと言われて着る黄色        片山かずお
          甲子園ひまわり色の応援歌            陽香
          心臓に悪いと思う黄信号               風間なごみ
        *半熟の黄身より崩れやすい恋          汐海 岬
        *黄信号別れの予感しています          真田義子
        *愛煙家壁の黄色にある歴史           城崎れい
        *菜の花の黄で絵手紙を春にする        吉崎柳歩
          プーさんの黄色にみんな寄ってくる       東川和子
        *菜の花の黄いろ菜の花だけが持つ       澁谷さくら
          黄身のない目玉焼きには濃いソース      フーマー
        *生きている証にシャツが黄ばみだす       芦田敬子
        *信号の黄にためらっている不調         橋倉久美子
          あやふやなことは嫌いなレモンです       田村ひろ子
          黄色から覇気をもらっている老後        猫じゃらし
          水仙の黄にもしずかに加齢臭          柴田比呂志
          武者飾りおこわは黄色祖母の意地       ようこ
          晩年は黄色く枯れるサクランボ         沢田博昭
        *音程が高い黄色のチューリップ          甲斐良一
          黄ばんでも表彰状にない期限           福村まこと
          卵黄の存在感よ生きる色              竹内いそこ
          地雷から黄色い花が咲く平和            月波与生
        *なのはななのはな平常心でいられない     坪井篤子
        *築五十年イエローカード渡される         芦田敬子
          イエローの語感に宿る曖昧さ           岡野 満
        *黄色ではないとレモンの自尊心          えぼし
          黄桜という花もある飲み仲間           よしひさ
      秀3  黄砂降るさほど大きくない地球          お〜寒
      秀2  黄色い身汚して味を増すバナナ         人見五郎
      秀1*たくあんの頑張りすぎている黄色        西山竹里
  着色料なしか、天然着色料か、合成着色料か表示欄ですぐばれてしまう。
     きっとこのたくあんは自分で頑張ったのだろう。たくあんへの優しい目線が感じられる。
  
     軸     妙に鮮やかで躊躇をされる黄身          森山文切
 

 









































 


橋倉久美子 選(入選3
9句)

     
           習さんのくしゃみも乗せて来る黄砂            おさ虫
          トランプにイエローカード出す準備             澁谷さくら
          軽々と不法入国する黄砂                        瀬田明子
          パスポート持たずに黄砂降ってくる            やひろ
          お試しで行けるものなら黄泉の国              よもやま話
          半分に切った卵の黄の主張                     やっこ
         *黄信号別れの予感しています                   真田義子
          走れとも止まれともいう黄信号                  木村行吉
         *菜の花の黄で絵手紙を春にする               吉崎柳歩
          菜の花の黄色が春を連れてくる                つれづれ
         *音程が高い黄色のチューリップ                 甲斐良一
          イエローカード止まりがこれまでの悪事       由美
          満開の菜の花にわかカメラマン                ちゃくし
          黄黄黄色黄色が燃えるゴッホの絵             圦山 繁
          まだ黄色このまま行くか戻ろうか               堀 敏雄
         *黄色ではないとレモンの自尊心                 えぼし
          白いのは義歯で黄ばんだのが自前            颯爽
          ニコチンで染まった指の回顧録                 葱坊主
          信号は黄色だけれど走る恋                     丸山 進
         *築五十年イエローカード渡される               芦田敬子
          目玉にも月にもなってみせる黄身              圦山 繁
         *半熟の黄身より崩れやすい恋                   汐海 岬
         *過ちもしっかり包むオムライス                   柴田比呂志
          菜の花がそっと耐えてる春の雪                 夢香
         *なのはななのはな平常心でいられない        坪井篤子
         *生きている証にシャツが黄ばみだす           芦田敬子
          なつかしいカレーは今よりも黄色               北田のりこ
         *たくあんの頑張りすぎている黄色               西山竹里
          食べてもらうために黄色くなるバナナ          西山竹里
          タンポポの黄色に春を急かされる              高浜広川
          もう少し黄色が欲しい卵焼き                     あら松
         *大丈夫少し黄色を足したから                    大釜洋志
         *愛煙家壁の黄色にある歴史                     城崎れい
          大相撲黄色い声の檄も飛ぶ                     すずき善作
          カレー染み白いブラウスべそをかく             中川喜代子
         *黄色なら間違いはないベビー服                 たごまる子
      秀3*菜の花の黄いろ菜の花だけが持つ            澁谷さくら
      秀2   捨てられぬシャツが黄色くなってくる           やひろ
       秀1  黄ばんではきてるが赤い糸だった              まさじ
評     「赤い糸が黄ばむ」という表現がおもしろい。単に色褪せたのより、いっそう古びて
      きたように思える。それでもまだまだ、大切にするおつもりらしい。
 
        *信号の黄にためらっている不調                 橋倉久美子