目次06年12月号

・表紙裏(柳論自論H29.10再掲)
巻頭言めだかのうたを読んで
                             久美子  
すずか路
       久美子・柳歩整理 
・小休止      順子・そのみ
本年度誌上互選の結果
・川柳つれづれ     けいこ
・人と句 「憩いのひととき」を読んで
               たかこ
・例会
・例会風景      たかこ
・没句転生    柳歩
・アラレの小部屋
                     久美子
・前号「すずか路」散歩
          竹内ゆみこさん
誌上互選
・インターネット句会
・ポストイン
・お便り拝受・あしあと
・大会案内など
・編集後記
 

   

 

 











 
 

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巻頭言

「めだかのうた」を読んで

 中日新聞地方版に、「めだかのうた」というコーナーがある。ユーモアやウィットのある(もちろん、期せずしてである)子どもの発言を、主に家族が投稿する欄で、たとえば次のようなものである。

  〈大きくなると〉
   義母   またひとつ(体が)大きくなったんとちがう?
    私      大きくなったと思う
    子      しかも いうことも聞かんくなってきた!
                                                                            H・H(5)鈴鹿市、母・HA
   大人の話にからんできた子の一言がほほえましく、タイトルもうまい(つけたのが投稿者か新聞社かはわからないが)。
それでは、次の投稿はどうだろう。

  〈お誕生日〉
   孫       おばあちゃんお誕生日おめでとう 超ラッキーなお誕生日やで
   私       ありがとう でも何でラッキーなん?
   孫       だって空見てみ 今日きれいな満月やに 一緒に見よ
   私       ほんと すごいきれいや ありがとう お月さまもお祝いしてくれとるね
                                                                            N・H(8)亀山市、祖母・NK

   この投稿の最後の「私(祖母)」の言葉は、必要だろうか。せっかくの子どもの言葉を大人の言葉で説明してしまい、余韻を なくしている、あるいは主役が子ども(孫)から大人(私)に変わってしまっているのではないだろうか。きちんと「オチ」をつけないと意図が伝わらないかもという心配もわかるが、タイトルを工夫したりすれば、読者には伝わる気がする。

   川柳も同じである。きちんと伝えようとするあまり、なくてもよい言葉を詰め込み、読者の想像する余地をなくしてしまうことがしばしばある。そんなにがんばらなくても、たいていの読者はきちんと読み取ってくれるのである。
                                                                   久美子 
                                             

 
すずか路より
家のオーブン焼き芋作るためにある 西川幸子
ご夫婦で集めにみえる自治会費 水谷ちか子
六十歳と六十五歳待つ転機 竹口みかこ
仕方ない自分の用事後回し 小出順子
憂さばらしくだは巻けない一人酒 藤村洋子
人間が嫌いたっぷりふる胡椒 柴田比呂志
卒寿来てまだ弾んでるスニーカー 竹内そのみ
出しゃばらず裏方さんの屋台骨 小林祥司
俳優も友も次々送る歳 眞島ともえ
ジジババの送り迎えで習い事 小野教彦
白菜が出来たら自慢して配る 樋口りゑ
大家族やっと二人になる老後 加藤峰子
夏時間終わりオーロラ出番待つ 福村まこと
暗算で切手の不足分を貼る 田沢恒坊
毎日が寒い晩酌止められて 佐藤千四
晩年のタクトも凜と征爾逝く ささきのりこ
自国より気になるアメリカの選挙 瀬田明子
隣国を塗りつぶしたい侵略者 満月庵
雰囲気が事実を凌駕するカオス 西山竹里
時々はねぎらってやる足の裏 澁谷さくら
プラネタリウムいびきかくほどリラックス 玉木りょうこ
心地よし入れ歯取らずに朝気付く 磯浜基十
同窓会二つ三つの虚栄心 神野優子
ヴィヴァルディの秋の中です蒸かし芋 前田須美代
親バカと言われてもなお子を支え 大川里子
靖国に居所がない二等兵 坂倉広美
落し蓋鰤大根の味を綴じ 竹島 晃
お天気の良さが何より墓仕舞い 橋倉久美子
早々とサザンカが咲く冬便り 北田のりこ
負けてやる五歳の孫と腕相撲 河合恵美子
政権交代とっくに済んでいる我が家 中川知子
天秤にどちらがいいか聞いてみる 落合文彦
丸くなる母の背照らす茜雲 竹尾佳代子
キャスティングボート悪酔いする玉木 毎熊伊佐男
生きているからこそできる死んだふり 戴 けいこ
天命とあきらめ対峙する病 村井一朗
ケモ室に集う命が愛おしい 西岡ゆかり
イルミネーション路上ライブに広がる輪 山口龍一
振り返る後期高齢虎落笛 奥田悦生
仏前のりんをたたいてご挨拶 鈴木裕子
道端の野菊を手折り仏前へ 瓜生晴男
声出して読めば襲ってくる睡魔 加藤吉一
縦書きで読みづらくなる英数字 芦田敬子
モノ忘れ増えて人間らしくなる 圦山 繁
へこまない程度に強く叩くドア 小川はつこ
賽銭になくて会費にあるお釣り 𠮷崎柳歩
冬野菜もらう優しいレシピ付き 青砥たかこ
 

整理・柳歩

11月23日(土)例会より  出席者9名 欠席投句2 8名 37名より
宿題「違う」 橋倉久美子 選
  1(イチ)とl(エル)ちゃんと見分けるパスワード 西山竹里
  家族の歯ブラシ色の違いで区別する 北田のりこ
  逆立ちをするといつもと違う部屋 小林祥司
 軸 大人には字の間違いを言いにくい 橋倉久美子
宿題「情報」(共選) 西川幸子 選
  ドングリの出来の情報欲しい熊 圦山 繁
  情報は伝えてくれぬ渡り鳥 𠮷崎柳歩
 止 悪気なく情報ポロリ漏らす孫 中川知子
 軸 情報はラジオで仕入れ撒き散らす 西川幸子
宿題「情報」(共選) 青砥たかこ 選
  情報の威力株価を躍らせる 北田のりこ
  個人情報ダダ漏れのアンケート 芦田敬子
 止 情報は伝えてくれぬ渡り鳥 𠮷崎柳歩
 軸 詐欺に遭う情報自慢話から 青砥たかこ
宿題「自由吟」 𠮷崎柳歩 選
  大国の品位を捨てたトランプ氏 圦山 繁
  先生は反面教師にもなれる 小川はつこ
 止 小銭増えないように小銭を持ち歩く 田沢恒坊
 軸 カワセミがポーズをとっているカメラ 𠮷崎柳歩
席題 「斜め」 清記互選(一人5句投票)
  気が付けば斜めになっている駐車 𠮷崎柳歩
 5点 わだかまりあって斜めに貼る切手 橋倉久美子
  斜め読みしてはならない遺言書 芦田敬子
 4点 ゲレンデは斜面がないと作れない 毎熊伊佐男
  斜め切りするとおしゃれになる竹輪 青砥たかこ
  採血も注射も針は斜めから 毎熊伊佐男
  誌上互選より 高点句(一人5句投票)
 
前号開票 『渋い』応募110句
   14点  焼酎で夫も柿も渋を抜く 芦田敬子
     絵馬の誤字見た神様の渋い顔  佐藤千四
  12点  渋い顔して貼り足している切手 田沢恒坊
   9点  老けたとは言えず渋いと言っておく 岩田眞知子
   撮り鉄が喜びそうな渋い駅 樋口りゑ
        食品の値上げに渋くなる財布 鈴木さゑ子
      上手とは言えず渋いと言っておく 𠮷崎柳歩