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目次28年4月号 ・巻頭言 AI選者」 ・すずか路 ・小休止 ・柳論自論「扉とドア・考」 ・没句転生 ・川柳・人と句「私の周りの柳人たち」 ・例会 ・例会風景 ・特別室 ・アラレの小部屋 ・前号「すずか路」散歩 ・誌上互選 ・インターネット句会 ・ポストイン ・お便り拝受・その他と ・大会案内 ・編集後記 |
柳歩 柳歩整理 柳歩 柳歩 たかこ たかこ 清水 信さん 久美子 寺前みつるさん |
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巻頭言 | |
「AI選者」 |
すずか路より |
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川柳 人と句49「私の周りの柳人たち」 たかこ |
無人駅なんとか銀座あった町
山本 喜禄 鶴田美恵子 呆け防止CD聴きつ帽子編む
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特別室 |
昔の川柳J 清水 信
書庫の整理中である。昔の『川柳ジャーナル』が山ほど出てきた。ざっと通読すると、やはり特集号が面白い。
・暁のマリアを同罪に堕とす すでにプロ作家という位置にいた彼女の受賞は正しかったか、川柳はあくまで創作であるが、前衛を目指して作るのはニセモノになり易い。唯、新子のペンの音が聞こえるだけだと選評は、かなりキツイ。候補として女性では渡辺可奈子、羽渕礼子らが入っており、男性では三重の村田治男や定金冬二が入っている。 中村富二は「上手な句はキライだ」とし、岩村憲治に点を入れている。
・血を喀いた男は父で 火を購いに 順に岩村、村田、渡辺の句。 『川柳ジャーナル』通巻116号(昭和48年刊)は、金子青泡句集『一枚の皿』の批評特集号。加藤淳二、内海繁、松本芳味らが親愛の辞を寄せている。この頃、すでに時実は選者になっていて驚く。青泡の句三つ。
・誰がために生きると思う一枚の皿よ
さらに『川柳ジャーナル』通巻115号は百ページに及ぶ大冊。松本芳味の句集『難破船』の批評特集で充実している。私の文学的交流のあった清水正一、川崎彰彦、山内清、村田治男、滝川勇吉ら約20名が稿を寄せて壮観。三行書きだが、その作品を一行にして写す。 この頃、発行所は高槻市竹の内町の河野春三の家にあったが、編集人は埼玉県新座市大和田の松本芳味にあり、やがて時実新子の家に発行所が移るのである。春三の後記に引く芳味の一句。 ・流木のその一木の日は厳し (文芸評論家) |
誌上互選より 高点句(一人5句投票) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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