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目次28年10月号 ・巻頭言 「確信犯」 ・すずか路 ・小休止 ・柳論自論「韻文としての川柳(中)」 ・没句転生 ・人と句(加藤けいこさん) ・例会 ・例会風景 ・特別室 ・アラレの小部屋 ・前号「すずか路」散歩 ・誌上互選 ・インターネット句会 ・ポストイン ・エッセイ・その他 ・大会案内 ・編集後記 |
柳歩 柳歩整理 柳歩 たかこ 清水 信さん 久美子 寺前みつるさん |
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巻頭言 | |
「確信犯」
鈴鹿川柳会では、平成十八年にHPを開設して以来、インターネット句会を運営している。ネット句会に限らず、誌上大会でも普通の大会、句会でも暗合句(偶然先行句と同じになった句)は生まれてしまうものである。また、自分が以前どこかの句会に出句して入選したものを、そうとは知らずうっかり投句して入選してしまうこともある(二重投句)。これらは、選者はもちろん当人も、誰かに指摘してもらうまでは気付かないものである。 |
すずか路より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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特別室 |
ふあうすと478 清水 信
『ふあうすと』478号(昭和46年4月刊)が出てきた。神戸市長田区五位ノ池町・増井不二也が発行地。 ・ピリオドを打つその先の落とし穴 光山志げ子 ・ジーパンの少女の父の瞳が寒い 山本二三子 ・いい負けて格式のない高いびき 吉原雲女 ・焦点をとかれ私は自由です 増田マスエ ・泣きながら雑魚をつぶしている女 小野克枝 これらが点数が高い方だ。 エッセイに、・室田千尋・考える事の素晴らしさ ・堀口塊人・文士と川柳 の二つがあり、共に読みでがある。
堀口によると、明治の文士で、最初に川柳を小説の中に引用したのは、饗庭篁村の由。
さらに斎藤緑雨、幸田露伴になると、沢山の作品が引用されているという。永井荷風や芥川龍之介は、更に引用が多い由。 ・きみと歩くわが潤いを哀れとも 助川助六 ・死後の愛おんな砂漠の花をもつ 海士天樹 ・忍の字に罪なき筆の洗われず 小池鯉生 (文芸評論家) |
誌上互選より 高点句(一人5句投票) | ||||||||||||||||||||||||
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