目次05年6月号

巻頭言 「笠岡遠征」
すずか路
・小休止
・川柳つれづれ
・人と句ジオラマの街」
・例会
・例会風景
・アラレの小部屋
・没句転生
・前号「すずか路」散歩
誌上互選
・インターネット句会
・ポストイン
・お便り拝受・あしあと
・大会案内など
・編集後記
 

 



久美子
久美子・柳歩整理
晴男・敬子
柳歩
たかこ




竹内ゆみこさん 
柳歩









 
バックナンバー

25年12月(240号)   29年12月288号)  03年12月336号)
25年11月(239号)    29年11月287号) 03年11月(335号)
25年10月(238号)   29年10月286号)  03年10月(334号)
25年 9月(237号)  29年 9月285号)  03年09月(333号)
25年 8月(236号)    29年 8月284号) 03年08月(332号)
25年 7月(235号)  29年 7月283号) 03年07月(331号)
25年 6月(234号)    29年 6月282号)  03年06月(330号)
25年 5月(233号)    29年 5月281号)  03年05月
(329号)
25年 4月(232号)    29年 4月280号)  03年04月(328号)
25年 3月(231号)    29年 3月279号)  03年03月(327号)
25年 2月(230号)   29年 2月278号)
  03年02月(326号)
25年 1月(229号)    29年 1月277号)  03年01月(325号)
24年12月(228号)   28年12月276号)  02年12月(324号)
24年11月(227号)  28年11月275号)  02年11月(323号)
24年10月(226号)  28年10月274号)  02年10月(322号)
24年 9月(225号)   28年 9月273号)  02年09月(321号)
24年 8月(224号)   28年 8月272号)  02年08月(320号)
24年 7月(223号)   28年 7月271号)  02年07月(319号)
24年 6月(222号)   28年 6月270号)  02年06月(318号)
24年 5月(221号)   28年 5月269号)  02年05月(317号)
24年 4月(220号)   28年 4月268号)  02年04月(316号)
24年 3月(219号)  28年 3月267号)  02年03月(315号)
24年 2月(218号)  28年 2月266号)  02年02月(314号)
24年 1月(217号)  28年 1月265号) 02年01月
(313号)
23年12月(216号)   27年12月264号) 01年12月(312号)
23年11月(215号)   27年11月(263号) 01年11月(311号)
23年10月(214号)
  27年10月(262号) 01年10月310号)
23年 9月(213号)
 27年 9月(261号) 01年09月309号)
23年 8月(212号)  27年 8月(260号) 01年08月308号)
23年 7月(211号)
  27年 7月(259号) 01年07月307号)  
23年 6月(210号)
  27年 6月(258号) 01年06月306号)  
23年 5月(209号)
  27年 5月(257号) 01年05月305号) 05年  5月(353号) 
23年 4月(208号)
  27年 4月(256号) 31年04月304号) 05年  4月(352号)
23年 3月(207号) 
27年 3月(255号) 31年03月303号) 05年  3月(351号)
23年 2月(206号)
  27年 2月(254号) 31年02月302号) 05年  2月(350号)
23年 1月(205号)
 27年 1月(253号) 31年01月301号) 05年  1月(349号)
22年12月(204号)
  26年12月(252号) 30年12月300号) 04年12月(348号)
22年11月(203号)
  26年11月(251号) 30年11月299号) 04年11月(347号)
22年10月(202号) 
26年10月(250号) 30年10月298号) 04年10月(346号)
22年 9月(201号)
 26年 9月(249号) 30年 9月297号) 04年 9月(345号)
22年 8月(200号)
 26年 8月(248号) 30年 8月296号) 04年 8月344号) 
22年 7月(199号) 
26年 7月(247号) 30年 7月295号) 04年 7月343号)
22年 6月(198号)
  26年 6月(246号) 30年 6月294号) 04年 6月342号)
22年 5月(197号)
  26年 5月(245号) 30年 5月293号) 04年 5月341号)
22年 4月(196号)
  26年 4月(244号) 30年 4月292号) 04年 4月340号)
22年 3月(195号) 
26年 3月(243号) 30年 3月291号) 04年 3月339号)
22年 2月(194号)
  26年 2月(242号) 30年 2月290号) 04年 2月338号)
22年 1月(193号)
 26年 1月(241号) 30年 1月289号) 04年 1月337号)

                         
以前のバックナンバー
巻頭言

「笠岡遠征」

  五月二七日(土)、大会準備をする大切な五月例会を休んで、笠岡川柳大会に出席した。四年ぶりの大会に併せて、句碑除幕式が行われたからだ。
  井笠川柳会は、地元企業等の協力を得て、大会や「蘖」誌上大会の受賞句の句碑を笠岡川柳公園に建ててくれる。今年一挙に除幕される三年分二十一基の中に、幸運にも私の「脈拍が少し乱れてきた地球」の碑が含まれている。ずいぶん迷ったのだが、こんなことは一生に一度あるかないかだと思い(とはいえ竹里さんは、このたび「冗談が言えたら友達になれる」で、何と二基目を獲得された)、参加を決めた。

  笠岡市は岡山県の西の端なので、前日出発して現地で宿泊という段取りになる。特急や新幹線の利用は最小区間にして、ローカル列車の旅としゃれこもうかと考えていたところ、「ついでに香川に来ませんか」と誘ってくれる方が現れた。土地勘のない私は「ついでで行けるような距離?」と思ったが、調べてみるとそう無理な話ではないらしい。お言葉に甘えて岡山まで迎えに来てもらい、瀬戸大橋とおいしいもの、そして香川の皆さんとの会話をたっぷり楽しんだ後、笠岡に向かった。

    翌日、九時に会場入りして宿題、席題を出句した後、香川勢に付き添ってもらい、除幕式に臨む。川柳公園は大会会場から目の前に見える古城山にあるが、「参加者はマイクロバスに乗ってください。対向できないので、自家用車では行かないでください」とのこと。実際、距離は短いものの「ポツンと一軒家」へ行くのかと思うような道である。句碑のある辺りも、除草はされているが起伏のある土の道で、なかなかいい運動になる。今回の受賞者の碑が建てられた一角で、一人ずつ幕代わりのリボンを外してスピーチとなった。
   こんな晴れがましい思いをさせてもらったのに、全没だったら恥ずかしいなあと思っていたが、幸い合点六位。いただいた賞品がやけに大きく( 26 cm× 18 cm× 17 cmの箱入り)、鞄にも入らないので、こんな時のために(?)準備している風呂敷に包んで持ち帰ったのだった

                                                               久美子

 
すずか路より             
 
花の名をスマホ教えてくれるとか 瀬田明子
老いてなお母は元気とあてにされ 満月庵
縁側の猫とおばばのいい波長 寺井一也
見落とすと損する「シニア割」の文字 西山竹里
桑の実の味を初めて知る五十路 澁谷さくら
仏壇の御りんの音色「ミ」とわかる 磯浜基十
筋肉を楽しませてるホットヨガ 前田須美代
侵略に耐えて覚悟を見せた顔 坂 茜雲
半世紀ほどほどあった夫婦坂 大川里子
二人分の食事作りもやっと慣れ 岩谷佳菜子
うたた寝のあいまにめくる花図鑑 坂倉広美
警備第十七度目のG7 竹島 晃
満腹の隙間に滑り込むうどん 橋倉久美子
「嵌め殺し」怖い名前を持った窓 北田のりこ
なるがまま老いの歪みとお付き合い 河合恵美子
句読点付けてわたしを休ませる 中川知子
持っている時には遣わない小銭 落合文彦
傷口が癒えて満月顔を出す 竹尾佳代子
つくのなら誰も傷つかない嘘を 毎熊伊佐男
ネクタイもスーツも要らぬ料理人 戴 けいこ
砂底で夢見心地のさくら貝 村井一朗
使い道一つしかないたこ焼き器 西岡ゆかり
まだ癒えぬ胸に包帯巻いたまま 山口龍一
朝昼晩と一緒に食った釜の飯 奥田悦生
居心地がよさそう庭の木の雀 鈴木裕子
治安良き日本が続きますように 草山節子
子に贈る野菜に高い宅配費 加藤吉一
ゴミ拾う私カラスに褒められる 芦田敬子
マスクなぞ外しなさいと初夏の風 圦山 繁
道端に拾ってもらえないマスク 小川はつこ
卯の花が咲くも見かけぬホトトギス 瓜生晴男
ユニフォーム替えても勝てぬドラゴンズ 西川幸子
ネモフィラが風に揺らいで出迎える 水谷ちか子
気休めの言葉よりいいおまじない 小出順子
大阪が一歩も引かぬソース味 藤村洋子
マスク後の笑いに中にある笑窪 柴田比呂志
夏はいい美味いソーメンすする音 竹内そのみ
サプリでもどうにもならぬ老いの坂 小林祥司
マチュピチュに旅したホント夢のよう 田鎖市子
洋服の脱ぎ着に不便五十肩 眞島ともえ
六十年一緒に住んで二重丸 加藤峰子
戦前と呼ばれ浮き足立つ令和 福村まこと
晴耕も雨読も腰は泣きっ面 佐藤千四
雑草に根気の無さを笑われる ささきのりこ
わたくしが逝っても困らないコメダ 吉崎柳歩
脱マスクへ口の周りをマッサージ 青砥たかこ
 

整理・柳歩

5月27日(土)例会より  出席者12名 欠席投句 27名 計39名より
宿題「叩く」 𠮷崎柳歩 選
  口喧嘩するが叩いたことはない 兼平 栄
  全力で叩かなくてもよいノック 橋倉久美子
  三度目は軽めに叩くアンコール 小林祥司
 軸 営業の尻を叩いているノルマ 𠮷崎柳歩
宿題「適当」(共選) 小出順子 選
  適材がいないとできぬ良い人事 𠮷崎柳歩
  あとがきで全文読んだことにする 小林祥司
 止 適当な処で止める耳掃除 加藤吉一
 軸 言い訳も適当になる酔っ払い 小出順子
宿題「適当」(共選) 加藤吉一 選
  適当な例を真似してする祝辞 西山竹里
  壊さない程度に叩くキーボード 戴 けいこ
 止 適材がいないとできぬ良い人事 𠮷崎柳歩
 軸 適当な処で止める耳掃除 加藤吉一
宿題「自由吟」 青砥たかこ 選
  新しいミサイルですと打ち上げる 小林祥司
  ドクダミとスギナが領土奪い合う 橋倉久美子
 止 大人だって休んでもいい「こどもの日」 寺井一也
 軸 むせるから百合はいれないでね柩 青砥たかこ
誌上互選より 高点句(一人5句投票)
前号開票 『便利』応募108句
  12点  便利だが喋る家電が小うるさい 瀬田明子
   容疑者が便利に使う黙秘権 𠮷崎柳歩
  11点    分からないことはスマホに聞けばいい 松長一歩
       便利さの裏で地球が泣いている 鈴木由美子
  10点    旅行には便利コスメの試供品 澁谷さくら
     右ひだり区別せんでもいい軍手 西山竹里
    9点  迷ったらビデオ判定してくれる 濱山哲也
     便利だと思って買った不用品 眞島ともえ
     原発の便利さだけを追う政府 関本かつ子