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目次24年5月号 ・巻頭言 「 鮮度」 ・すずか路 ・小休止 ・柳論自論 ・新・人と句「 乾 和郎さん」 ・例会 ・例会風景 ・没句転生 ・インターネット句会 ・特別室 ・アラレの小部屋 ・前号「すずか路」散歩 ・誌上互選 ・ポストイン ・みんなのエッセイ・その他 ・大会案内 ・編集後記
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たかこ 柳歩整理 柳歩 たかこ 柳歩 清水 信 久美子 新家完司さん たかこ |
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巻頭言 | |
鮮度
魚の話である。
肉の話である。
川柳の話である。
人間の話である。 たかこ |
すずか路より |
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川柳 人と句3「乾 和郎さん」 たかこ |
暇よりも財布に都合聞いてみる
スタートで入れ込みすぎたのが響き 現職のうちにと父は娘をせかす 一言の波紋津波となってくる |
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特別室 |
詩人・加藤恵子 川柳作家にとって、詩人は伯父さんであり、歌人は伯母さんである。俳人はイトコだが、小説家は隣りの人で、文芸評論家は向いの家の人である。そんなつもりで、このシリーズをしばらく続けている。従って、いずれ小説家としての青砥たかこや橋倉久美子、西垣こゆき、小川のんのらのことを書くと、姉妹が分家して隣同士に住人がいる気分になるだろう。
本誌では、すでに中堅となっている加藤恵子は先きに出色の詩人だったという前歴があって、その位置を決めるのが仲々難しい。
「そのひとときの倦怠が」
そう語りかけられたら、誰だってサハリンを歩くチェーホフになってしまう。 ▼四日市市北条町4‐1 加藤恵子 (文芸評論家) |
誌上互選より 高点句(一人5句投票) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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