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目次24年12月号 ・巻頭言 「 よだれかけ」 ・すずか路 ・小休止 ・柳論自論 ・川柳・人と句「 杉森節子さん」 ・例会 ・例会風景 ・没句転生 ・インターネット句会 ・特別室 ・アラレの小部屋 ・前号「すずか路」散歩 ・誌上互選 ・ポストイン ・あしあと・その他 ・大会案内 ・編集後記
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柳歩 柳歩整理 柳歩 たかこ 柳歩 清水 信 久美子 鈴木順子さん たかこ |
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巻頭言 | |
よだれかけ
よだれかけしたまま死んだ男の子 天根夢草 |
すずか路より |
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川柳 人と句10 「杉森節子さん」 たかこ |
大好きなタバコに居場所ありません 毒のある言葉の裏を読んでいる |
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特別室 |
『川柳塔のこと』旧刊新解1 清水 信 書庫を整理中である。戦後だけでも貯って、書物や雑誌は大変な量である。意外な雑誌や、記憶から失われた書物が出て来て、驚いてしまう。川柳の雑誌も何百冊と出てきた。とりわけ『川柳ジャーナル』が二百冊近くも出てきたのである。批評はとにかく、読まれることを期待して送っていただいたのだから、その頃の期待度を思い出すしかないのだが。『川柳ジャーナル』と『川柳三重』は別にして、次のような柳誌が沢山出てきた。
『川柳しなの』(松本市) 「俺に似よ俺に似るなと子を思い」 面白いのは、シンボル・バッジを同人に募集し、そのデザインの入選が決定して、その発表があることだ。シンボル・バッジを決めて、全同人がそれを胸につけているなど、他の柳社には多分見られぬことだろう。
「川柳における比喩のユーモア」 発行所は大阪市南区鰻谷仲之町20にあって、協賛柳社として「川柳大阪」とか「備前川柳」とか「鳥ヶ谷川柳」「南海川柳」「川柳ウイロー社(ハワイ)」とか「川柳わかやま」とか「まるべに川柳会」とか、いろいろあって、この頃もにぎやかだったのだと思う。 橘高薫風 ・白蝶入り黄蝶出て来ぬ寺の門 (文芸評論家) |
誌上互選より 高点句(一人5句投票) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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