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目次25年6月号 ・巻頭言 「勇み足」 ・すずか路 ・小休止 ・柳論自論 ・川柳・人と句「 木野由紀子さん」 ・例会 ・例会風景 ・没句転生 ・インターネット句会 ・特別室 ・アラレの小部屋 ・前号「すずか路」散歩 ・誌上互選 ・ポストイン ・あしあと・その他 ・大会案内 ・編集後記
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柳歩 柳歩整理 柳歩 たかこ 柳歩 清水 信さん 久美子 鈴木順子さん たかこ |
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巻頭言 | |
勇み足
五月十九日は、津市民文化祭川柳大会であったが、早く終わったので帰宅して大相撲中継を観た。 柳歩 |
すずか路より |
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川柳 人と句16「木野由紀子さん」 たかこ |
あの時のブランコ今も野にあるか さくら並木ここは仏と遭うところ ビンの蓋あける力は残したい 青い鳥になったドナーの魂よ |
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特別室 |
伊勢通い 清水 信 こういう事は、阿呆でしかできない。
志摩観光ホテルで10万円のディナーを食べ、招福楼で9万円の昼食を食べ、和田金で8万円のすき焼きを食べた。
伊勢神宮には、戦後だけでも80回は行っているだろう。今年(平成25年)は、式年遷宮に当るので、神宮側は900万人の参拝客を見込んでいるらしいが、自分も多分、2回か3回は行くはずである。
とにかく、外宮前では喜多屋でウナギを食ったり、内宮前ではすし久でてこね寿司を食ったり、今はなくなった陶陶で中華料理を食べたりするのが目的みたいで、腹と時間に余裕があれば、氷赤福を食べたり、はいからさんでコーヒーを飲んだり、射的をして帰途、二軒茶屋餅か、昆布か、へんば餅を買ってくる。おかげ横丁だけで帰ることもある。 自分は文士をふくめて、敬愛する芸術家の年譜を詳細に調べることを趣味にしているが、彼らは誰も伊勢参宮などしていないのである。伊勢だけでなく、靖国も明治神宮も乃木神社も成田山も高野山へも、足を向けていない。
伊勢詣りするのは皇族と軍人と政治家の他は、三流のスポーツマンや芸能人ばかりで、恥かしい。 (文芸評論家) |
誌上互選より 高点句(一人5句投票) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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