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目次26年6月号 ・巻頭言 「 スイッチ」 ・すずか路 ・小休止 ・大会案内(みえ文芸祭他) ・柳論自論「岸本水府論(上)」 ・川柳・人と句「 岡本 恵さん」 ・例会 ・例会風景 ・特別室 ・アラレの小部屋 ・前号「すずか路」散歩 ・誌上互選 ・インターネット句会 ・没句転生 ・ポストイン ・お便り拝受・その他 ・大会案内 ・編集後記 |
柳歩 柳歩整理 柳歩 たかこ 清水 信さん 久美子 木本朱夏さん 柳歩 たかこ |
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巻頭言 | |
「スイッチ」
四月二十九日の三川連の大会で「スイッチ」という題があった。残念ながら私の句は日の目を見なかったが、この「スイッチ」にはちょっと考えさせられた。 |
すずか路より |
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川柳 人と句28「岡本 恵さん」 たかこ |
更年期お手やわらかに願います 自転車は前向きにしか走らない
抱きしめてこわしてしまうぬいぐるみ 粗筋に書けぬ部分がおもしろい |
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特別室 |
謝罪文化反対 清水 信 平生はおだやかで、静かな男なのだが、寄る年波のせいか、暴言や放言が多くなって、物議をかもしている。
同人雑誌は薄い方が(ページ数が少い方が)良いとか、下手な小説(創作)を並べただけの雑誌が面白くないのは当然だとか、表紙を破れば見分けのつかない雑誌など作るなとか、公式の場で発言しているので、今までにない非難や反響に驚いている。 現代の日本は、謝罪文化の花盛りである。TVの画面では連日、誰かが謝っている。 料亭のおかみ、米屋の責任者、有名ホテルの事務長、北海道鉄道の社長、教育委員会、警察、肉屋のおやじ、県庁職員等々、次々と頭を下げては謝っている。ニセモノ天下である。
小生は小保方晴子君のファンなので、69日ぶりの4月9日午後、公の席でSTAP細胞発見に関する論文発表について、謝罪する記者会見の様子を映しているTVの画面に向かって、「バカモン、謝まるのはヤメロ」と叫んでいた。その前日も、みんなの党の渡辺党首が8億円の受領問題で謝ったばかりであった。 捏造、欺瞞、偽作、盗作、不正の前に故意か悪意かが問題にされていることも奇異だった。未熟とか、うっかりミスの領域ではなかろう。
文学の問題に置きかえても良い。 (文芸評論家) |
誌上互選より 高点句(一人5句投票) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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