|
|
目次27年12月号 ・巻頭言 「 サミット」 ・すずか路 ・小休止 ・柳論自論「誌上互選・奇蹟の逆転」 ・没句転生 ・川柳・人と句「私の周りの柳人たち」 ・例会 ・例会風景 ・特別室 ・アラレの小部屋 ・前号「すずか路」散歩 ・誌上互選 ・インターネット句会 ・ポストイン ・お便り拝受・その他 ・大会案内 ・編集後記 |
柳歩 柳歩整理 柳歩 柳歩 たかこ たかこ 清水 信さん 久美子 真島久美子さん たかこ |
|
巻頭言 | |
「サミット」
百五経済研究所の予測では、来年の伊勢志摩サミットの経済効果は向こう5年間で、一千百十億円に上るそうだ。当初の予測、五百億円を大きく上回るが、これは開催が決まった後、今年の6〜8月の外国人観光客宿泊人数の伸び率などから試算したものだそうだ。 |
すずか路より |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
川柳 人と句45「私の周りの柳人たち」 たかこ |
ガン検へバリウム飲んで踊らされ 矢田 照子 良く効いた薬は強い平手打ち 矢田はるみ 自販機に戸惑う老いの素直だな
|
|
特別室 |
『川柳三重』のこと 清水 信
『川柳三重』も、その一つである。山岸志ん児の要請で、自分はここにもエッセイを連載していた。何回書いていたか、それも分からない。 当時の発行所は津市西丸之内3‐4喜田子楽方であり、34ページ。また出てきた207号(昭和49年4月号)は、津市柳山津興1239の山岸志ん児方が発行所、26ページ。318号(昭和58年7月号)は、津市渋見町丸岡630の山岸宅で発行、16ページである。ページ数だけ見れば、段々細っていった風だが、その推移の詳細は、もちろん知らない。 179号によれば、第9回の三重川柳大会が津市の洞津会館で10月31日に開かれ、90名参加(投句参加は他に32名)と盛会だったことが分かる。(御芳志感謝は35名に達している。) 薄い冊子ではあるが、207号では仲々の冒険をしている。第3回の県文学新人賞を得た寺前みつるの特集をしており、2分の1に達するページを割いている。第1回は橋本征一路、第2回は坂五月であった。選考委員は山岸と矢須岡信だったが、預め四日市、桑名、名張の川柳会に意見を聞いたという。
受賞者本人の言葉と共に、中村土龍や橋本征一路、兄の寺前年和喜らが、良いエッセイを寄せている。本人は酒豪でもあり、毒舌家でもあった由。 その掲出句である。何にしても「川柳独自の拘束を免がれよう」とすることは誤りと、中村は説く。 (文芸評論家) |
誌上互選より 高点句(一人5句投票) | |||||||||||||||||||||||||||
|